見出し画像

卒業したデザイナー社員に聞く、アイフルグループでの成長の可能性

こんにちは!
アイフルのnote編集担当チームです!

今回はデザイン部署からITサービスのNTTグループにデザイナーとして転職される森川さんに、アイフルでデザイナーとして成長できたのか、どのような経験を積めたのかについて、本音を伺いました。


森川さん プロフィール
-2021年新卒入社
-グループコミュニケーション部デザイン室
(2024年8月時点)

幼少期よりイラストを描くなど創作活動が好きで、大学ではWebデザインとグラフィックデザインを専攻。大学時代にアイフルでのデザイナーアルバイトを経験し入社に至る。


アイフルへ入社した理由

友人から、アイフルがデザインのアルバイトを募集していると聞いたことが縁の始まりでした。当時のアイフルはデザイン組織がなく、今後デザインに注力したいという会社の考えから試験的にデザイン専門の人材を募っていました。 そのため、専門的な知識を持っている人はおらず、ゼロからチームで与えられた課題に取り組みました。その中で、作成したデザインがグループ会社であるライフカードのクレジットカード券面として発券されたときは嬉しかったです!その他にも*フライヤーや社外向けの資料、ロゴ作成など、多岐にわたるデザインをチームで手がけさせてもらいました。その後、就職活動中に社長より「デザインに特化した組織を作るので、一緒に働きませんか」と声をかけていただき、すでに良い会社だと感じていたことに加え、部署の立ち上げに携わることができる魅力にも惹かれ、入社を決めました。

* フライヤーは商品の宣伝やイベントの告知などを目的とした印刷物のこと

会社の環境

アルバイトに応募する前の企業イメージは「おかみさんキャラなどインパクトのあるCMで有名な大手企業だが、カードローンを取り扱っている会社でお堅く冷たいイメージ」を持っていました。ですが、面談やアルバイトを通して「ITの促進など新しいことを全力で頑張る会社」ということが分かり、抱いていたイメージは一変しました。正社員になってからも提案をすると、すぐに耳を傾けてくれ、良いものは迅速に取り入れようとする姿勢があり、風通しがよい環境は変わりません。また、意欲と責任を同時に持つ人には、グラフィックデザインからWebデザインまで幅広い業務に挑戦できる環境が整っています。

アイフルで培われたデザイナーとしての経験

正社員になって変わったのはデザインを作って終わりではなく、作る前と後で成果を図り、デザインによる問題解決ができたのかがとても重視されるようになったことです。そのため、依頼通りにデザインをするのではなく、依頼の背景やどんな効果を期待しているかを知ることが大事となります。作業に入る前は必ず依頼者とコミュニケーションを取り、依頼背景についてヒアリングすることを心がけています。

ポスターやキャンペーンのホームページなど文言のニュアンスが違うだけで、多くの人に誤解を与え利用者に不利益を与える可能性があります。アイフルは金融商品を取り扱っているため、法的にも問題がないか気を付けて仕事をしていました。転職活動先で、そこまで考えてデザインの仕事をできている人は少ないと言われたので、アイフルだからこそ身についたスキルだと思います。キャリアが浅くても意欲があれば大規模なプロジェクトに携われますし、自分の好みにデザインするのではなく、ブランドイメージ、目的に沿ってデザインが出来るようにもなりました。

ライフカード 22歳以下向け LPをデザインからコーディングまで担当


ライフカードVプリカのイメージキャラクター「ブイブイくん」をライフカード公式キャラクター「えーるくん」へのリデザイン・リブランディングを担当


新たなステップを踏む理由

グループサイトのリニューアルという大規模なプロジェクトに参加する機会がありました。初めての経験だったため、全体の流れや必要な知識が不十分でしたが、同じチームの中途入社の方々から学びながら進めることができました。中途入社の方々は多様な会社での経験を持っており、私にはない豊富な知識を提供してくれました。この経験を通じて、デザイナーとしてさらに成長できる可能性があると強く感じました。「アイフルで学んだことを他でも活かしたい」「もっと幅広いデザインを吸収したい」と考え始めたとき、多様なITサービスを提供しているNTTグループがデザイン組織を立ち上げると聞いたのが転職を考えた理由です。
今後の目標は幅広い知識をもち、大規模プロジェクト(アプリの設計など)臨機応変に幅広く対応できるようになりたいです!


おわりに 

学生時代のアルバイトを含めると約6年間デザイナーとしてアイフルで活躍された森川さんに成長の道のりを伺いました。デザインの仕事は、会社のイメージに直結する仕事だからこそ、デザインから受ける印象と伝えたい内容の間に齟齬が生まれないようにする難しさがありました。その難しさに真摯に向き合った結果、課題解決型デザイナーへと成長されています。新しいことを受け入れ、吸収するアイフルの環境が、新しいプロジェクトへの挑戦やアイデア提案の楽しさに繋がっていると感じました。