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ライフカード新ゴールド券面誕生の秘話〜キャリアに関係なく提案できる環境があるからこそ、生まれたカードデザイン〜

こんにちは!
アイフルのnote編集担当チームです!

この記事では2024年6月にリリースされたライフカードの新ゴールド券面誕生のデザインプロセスや担当のCさんに聞いた裏話をご紹介します。今回の新デザイン券面リリースは仲介会社や印刷会社からの提案からではなく、チームのみで調整、リリースを行いました。

Cさんのプロフィール
幼少期より絵を描くことが好きで、大学はグラフィックデザインを専攻。アイフルでデザイナーとして2年のアルバイト期間を経て、2022年新卒入社。現在はグループコミュニケーション部デザイン室で要件定義からデザイン、ときには、ホームページのコーディングまで対応。
(2024年8月現在)

ライフカードとは

アイフルのグループ会社「ライフカード株式会社」が発行しているクレジットカードです。年会費無料で持てる、豊富なポイント還元プログラムが特徴のカードですが、今回はゴールドカードに新たなデザインが2種類追加されました!
原石のような流れのあるマーブル模様のデザイン(ストーン)とシンプルな黒地のデザイン(ブラック)を追加し、既存のゴールドデザインと合わせて合計3種類のラインナップとなっています。Cさんはこのストーンデザインを担当しました。

オンラインでお申し込みいただき、お支払口座まで設定いただければ、最短2営業日でカードの発行が可能です。国際ブランドはVISA、Mastercardの2つから選べます。


新ゴールドカード誕生のいきさつ

学生アルバイトの時に世に出ていない斬新なデザインのカード券面を考えてほしいと依頼を受けました。その際に提案したデザインがライフカード<限定デザイン>の「メルトピンク」と「海面」です。実際に私もこのカードを使っているのですが、周りの方に好評で、お店の方に「このかわいいカードはどこの会社のカードですか?」など声をかけていただいたこともありました。このデザインカードが採用された後、ゴールドカードのデザインも刷新するために別プロジェクトが立ち上がりました。リリースされたストーンデザインに近いデザイン案を提案したのですが、プロジェクト自体が保留となってしまい企画は流れてしまいました。その時のデザインをブラッシュアップしていき、納得のできるデザイン、色合いが出来たため、今回リリースすることができました。


制作で大変だったこと

実は何度かゴールドカードの券面を刷新する話があったのですが、時期が合わなかったり、印刷でイメージ通りの色が再現できなかったりで、リリースを何度も見送ったんです(笑)。カードの印刷は、色を重ねる方法なので、下の色の影響で実際に印刷すると色見が変わってしまいます。試行錯誤を繰り返しましたが納得できる色合いにならなかったため、リリースに至りませんでした。

別のプロジェクトで外部企業の協力の元、新しいロゴのカードがリリースされたのですが、そのプロジェクトで採用されなかった*色校正案に粒子の輝き方などイメージ通りの色がありました。それから、その色に合わせてデザインの調整と色を活かせる印刷方法を印刷会社に提案しました。

細部までこだわったものを皆さんの手に届けたかったので、色の印刷順番にまで指定して作成しました。その努力もあり、自信を持ってお届けできるカードになっています。実際に使用していただいた社長からも『とてもいいデザイン』とお褒めの言葉をいただき、それがとても心に残っています。

*色校正は印刷物を刷る際の色の基準を定め、印刷物の色の仕上がりを決める工程のこと

(ライフカードゴールドBe ストーン)https://www.lifecard.co.jp/card/credit/gold/


今後の目標・挑戦

カードの券面が刷新されましたが、まだまだ世にアピールしきれていないと感じています。今回デザインしたカード券面も、見せ方でもっとかっこよくアピールできると思っています。また、将来は自身のブランドを持ちたいと考えており、デザイナーとしてさらに成長するために外部にも目を向けて積極的に学び、休日はギャラリーや展示会に赴いて展示物の見せ方や演出方法を研究しています。アイフルはリモートワークや副業など、働き方に幅広い可能性があるので、自分のブランドを持つ夢が叶った後も働いていたいと考えています。

さいごに

ライフカードにおけるデザイナーの挑戦をこの記事でご紹介させていただきました。Cさんはロゴ作成などのグラフィックデザイン、サイトのコーディング、要件定義まで多岐にわたる分野で活躍されています。アイフルグループは手を挙げる人には挑戦できる環境があり、入社当時から自ら積極的に手を挙げ様々な提案をされてきました。
「より良い明日を作ろう」というミッションのもと、デザインの観点でも日々挑戦し続けています。

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