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社長が全社員の意見を聞く!?アイフルのタウンホールミーティング

アイフルグループでは社員の声を社長、会長、人事担当役員に届けるタウンホールミーティングという取り組みがあります。
経営層がオンラインではなく直接対面で全社員の声を聴く時間を設けることは珍しいのではないでしょうか。note編集担当者の実体験とともに、タウンホールミーティングの実施が会社にもたらす利点、効果についてお届けします! 




タウンホールミーティングとは?
~社員が経営層に直接意見を伝える場~

タウンホールミーティングは、社長・会長・人事担当役員に対して、アイフルグループをより良くするための質問や意見を出し、経営に活かす場として設けられています。
社長と会長が交代でランダムに参加し、事前に社員から収集していた質問や意見、現場で感じている会社の方針とのギャップ、会社に対する期待・改善してほしい点などについて質疑応答を行います。
参加することで普段は聞けないことやアドバイスを通じて経営層の考え方や今後の方針を直に知ることができ、社員の意見が改善に活かされる貴重な機会となっています。


※タウンホールミーティングは課長職以下の社員約2000名を対象に実施中。


様々な意見が飛び交う社長と社員の質疑応答

現在、タウンホールミーティングに参加した社員は300名以上。全社員参加まで道半ばではありますが、社長や会長と直接交流することで、これまで見えていなかった改善点が明らかになっています。
なお人事制度など精査が必要なものを除き、すぐに対応可能な日常使用する設備(トイレ、エレベーター等)は直ちに改善されました!


タウンホールミーティングに対する福田光秀社長、福田吉孝会長の思い

ぽっぽくん:
タウンホールミーティングでの交流の中で、どのような気づきがありましたか?

福田 光秀 社長
皆さんから直接聞くことで、課題が明確に見えて良かったです。
例えば、      
① 家賃制度改定につながったこと        
② 男性目線では気づきにくい、女性向けの福利厚生制度の改善
③ 設備面の問題        
(トイレのエアコン、エレベーターの混雑、カーペットの汚れなど)
対応するつもりでしたが、実際に声を聞かないと気づけない点が多いと感じました。

福田 吉孝 会長
直接、要望・不平不満・会社への見方や想いを生の声として聞くことができ、これからも続けていくべき良い取り組みだと思います。小さな意見から大きな意見まで、このミーティングが声を上げる動機にも繋がっています。

ぽっぽくん:
タウンホールミーティングを実施する思いについて教えてください。

福田 光秀 社長
「言っても無駄」と思われる組織ではまだまだ!タウンホールミーティングがきっかけで変わった事でも、普段から上司に言えば解決できる会社にしたいですね。

福田 吉孝 会長
タウンホールミーティングの内容を全体に公開することで、仲間が聞いた意見を見てより身近に感じられるはずです。中には誤解や認識のズレから生じた意見もありますが、皆さんの声に向き合い、対応していくことにこのミーティングの意義があると感じています。


タウンホールミーティングが形作る働きやすい会社の未来

アイフルが取り組むタウンホールミーティングについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
実際に参加してみて、社長がどんな質問に対しても会社の考えをしっかり伝え、前向きな改善策を共有してくれる姿が印象的でした。
全社員と話したい!ということからも、経営トップが社員に強い関心を持って改善実行していることを実感できました。
今後もnoteを通じて、アイフルの取り組みを随時お届けしていきますので、ご期待ください!

担当:青山