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ただいま進行中!中期経営計画 Try Harder ~あらたな成長ステージに向けて~

アイフルグループは「Try Harder ~あらたな成長ステージに向けて~」をテーマとした中期経営計画を進行中です。計画は2027年3月期いっぱいまでとしており、間もなく3ヵ年計画の2年目に突入していくところです。
今回は、そんな進行真っただ中の中期経営計画について、実施から間もなく1年が経過するグループの現状を交えながら、計画のポイントを紹介していきます。


Try Harder ~あらたな成長ステージに向けて~

皆さんは、アイフルグループが今後「IT企業」を目指しているということはご存じでしょうか?
女将さんが登場するCMのイメージやカードローンの印象が強いアイフルですが、グループ全体でみるとSES事業や銀行保証事業、ベンチャーキャピタル事業などさまざまな事業を展開しています。特にIT分野においては、エンジニアの社員比率を25%まで上げることを目指しているなどIT推進を積極的に進めているところです。

アイフルグループは長期ビジョンとして「IT企業への変革~100年続く企業を目指す~」を掲げています。そして、進行2年目となる中期経営計画は「M&A推進」「コスト構造改革」の2つの基本方針のもと、さまざまな施策に取り組んでいます。
まず1つ目の基本方針である「M&Aの推進」においては、同業種の会社を複数買収するロールアップモデル戦略に基づき、3年で600億円の投資を行いながら将来利益の創出を図っています。M&Aは中期経営計画の発表前から実施しており、2023年は少額短期保険事業の株式会社FPC、SES事業では株式会社Liblock 、セブンシーズ株式会社がグループ入りをしています。そして中期経営計画の開始後となる2024年は、SES事業のセイロップ株式会社、電子マネー事業のビットキャッシュ株式会社が仲間入りしました。引き続き、アイフルグループはM&Aによるグループの拡大を目指しています。

一方の「コスト構造改革」は、人員構成の見直しや内製化、さらに無人店舗の廃店を実施中です。業務全体の見直しと改善を図りつつロスを取り除くことにより、3年間でトータル50億円以上の削減を目指しています。中期経営計画の実施1年目となる今期は、9億円の削減を目標としており、今後も段階的に目標値を高くしています。
これら2つの基本方針のもと、中期経営計画の完遂時には、2024年3月期よりも200億増しとなる、420億円の経常利益を目指しています!

中期経営計画の目標達成に向けた成長シナリオ

ここからは、中期経営計画が完遂される2027年までの成長シナリオをお伝えします。
中期経営計画の期間中は、消費者金融・事業性金融・銀行保証・個別信用購入あっせんを主とした4つの事業を軸に、メリハリのある投資を進めていきます。
成長資金への投下と、M&A・事業提携への投資を実施し「顧客基盤の拡大」「新規事業領域や新プロダクトの創出」を図っていきます。

●主力事業の利益水準引き上げ
消費者金融や信用保証事業などの主力事業においては、投資資金の捻出のため利益水準を引き上げ、顧客基盤のさらなる拡大を図ります。2025年3月期 第3四半期時点の結果では、残高やトップラインは2桁成長となっており、増収・増益を続けています。

主力4事業における具体的な目標数値や施策については、下記のとおりです。
引き続き、顧客サービス価値や体験価値の向上に努め、他社との差別化を図りつつ、残高の増加とシェア拡大を目指していきます。

●M&A施策
3年で600億円の投資を実施しているM&A。中期経営計画の発表前からを含めると、M&Aによってこれまでに5社をグループへ迎え入れており、施策は順調に進んでいます。
アイフルグループの「IT企業への変革」に向けて、特にSESの買収はロールアップモデルでの事業拡大を見込んでおり、将来的には社内エンジニアにより内製化だけでなく、主力事業としての進展を見込んでいます。

現在19社からなるグループは今後もさらなる拡大を目指しており、中期経営計画の最終年度には経常利益420億円、将来的には経常利益1,000億円を目指しています!

●その他の事業施策
その他、国内ではクレジットカード事業のライフカード、少額短期保険事業のFPC、海外のA&Aなどにおいても施策を実行しています。宣伝投資やグループネットワークを活用し、さらなる認知拡大や新規顧客の獲得を図り、さらなる顧客基盤の拡大を目指しています。
中期経営計画の発表時に検討中だったフィリピン共和国への進出については、2024年8月に「AIFUL FINANCE PHILIPPINES INC.」の設立を果たし、海外事業をさらに一歩前進させることができました。

アイフルグループのさらなる成長を目指して

中期経営計画の実行開始から間もなく1年。
アイフルグループは2桁成長での増収・増益が続いており、M&Aにおいても引き続き推進していく予定です。これからもグループの成長に向けて、2つの基本方針を軸にした中期経営計画の残りの期間を邁進しながら、グループ一体となって取り組んでいきます。
今後のアイフルグループの変化や成長に、ぜひご期待ください!!

担当:若林


詳しい資料はこちらから!
① 中期経営計画
② 2025年3月期 第3四半期 決算プレゼンテーション資料
③ (note) 2025年3月期 第3四半期決算発表を行いました