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アイフルグループ海外駐在のリアル in Thailand
前回、アイフルグループの海外事業拠点の1つ、インドネシアで働く社員をご紹介しましたが、皆さん見ていただけましたか?👀
実は、インドネシア以外にも海外拠点はあるんですよ~
どこかと言いますと…“タイ”です!
今回はタイで働く従業員の働き方をご紹介します!
※前回の記事をまだご覧になっていない方はぜひ以下URLからご確認ください!
今回、ご紹介する拠点
AIRA & AIFUL Public Company Limited(タイ)
※以降、A&Aと表記します。
少しだけ、A&Aに関してご紹介させてください!
タイ最大の自動車部品メーカーであるサミットグループの金融部門であるアイラキャピタルと合弁会社「AIRA & AIFUL Public Company Limited」を設立し、2015年10月より「A Money」ブランドで消費者金融業を開始しています。営業開始以降、年々貸付残高は増加しております。
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海外駐在のリアルをお話しいただく方:尹さん(ユン)・村山さん
今回の記事の主役である、尹さんと村山さんをご紹介します!
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尹さん(ユンさん)のキャリア
2007年に新卒でライフカードに入社し、コールセンターでお客様対応やオペレーターサポート担当としてアイフルグループでのキャリアをスタート。
その後、様々な部署を経験し、2017年には課長補佐、2020年に課長昇進し、2021年に秘書課に異動。2023年にタイのA&Aへ異動。現在はA&Aで営業実績の管理、データ分析、マーケティング・プロモーションを担当している。
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村山さんのキャリア
2018年に中途でアイフルへ入社、現場部門でお客様の問い合わせ対応業務担当としてアイフルグループでのキャリアをスタート。
その後、様々な部署を経験し、2022年秘書課への異動タイミングで課長補佐へ昇進。2024年にタイのA&Aに異動し、現在A&Aで延滞債権の回収関連業務を担当している。
第一章:タイ行きのきっかけ🌎
前回のインドネシアの記事では「海外で働きたい!」という思いを伝え、
海外転勤が決まったというメンバーが多かったですが、今回のお二人はどんなお話が聞けるのか、ワクワクです!
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尹さん
タイへの赴任が決まったのは、妻の一言がきっかけでした!アイフルで秘書としての任期が終わりそうな頃、妻の弟がタイに赴任する話をしていたのですが、妻が「海外もありかな?」とポロっと言ったのを聞き逃しませんでした!これまで家族がいるからと海外挑戦に迷っていましたが、その瞬間「アリかも!」と思い、妻に確認。そして社長にも「海外もアリです」と伝え、タイへの赴任が決まったんです。
コロナも明けて、タイからの帰任者が出るタイミング等も重なり、タイに赴任することになりました。
村山さん
実は、最初は海外勤務を特に希望していなかったんです。でも、秘書をしていた時に社長から「海外勤務についてどう思うか?」と聞かれ、自分の人生やキャリアにプラスになるかもしれないと思ったのがきっかけです。社長からは家族のことを最優先に考えるようにアドバイスをもらい、妻に相談したところ、軽くOKをもらえました(笑)
尹さん、村山さんも、きっかけがまさかすぎてびっくりです!どちらも社長や家族の一言で海外挑戦を決断したなんて、本当に予想外の展開があるんですね…
それでもしっかりと自分のキャリアや家族を考えて前に進む姿、素敵すぎます!
第二章:スタッフとの向き合い方
日々、様々な壁がある中で、一緒にお仕事をする現地の従業員との向き合い方にも工夫が必要だというお二人から“現地スタッフの特徴”について伺いました!
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A&Aも私服OKとのこと👀
尹さん
上司の指示には素早く、しっかりと対応する方が多いですね。一方で指示がないことに対して自ら考え判断して動くということは少なく、責任も上司がとる、という考えです。これはジョブ型雇用で仕事の範囲が決まっていることや、一般的に年齢も含め上下関係がはっきりしていることによると思います。
村山さん
あまり一括りにするのは良くないのかもしれませんが…比較的マイペースな人が多いと思います。マイペンライ精神(なんとかなる)が国の文化としてあるため、せっかちな人が少ないと感じます。
マイペンライ精神!日本にはない精神なのでなんか羨ましく感じました…
タイの職場文化は上司の指示に従い、責任を明確にする一方で、マイペースで穏やかな働き方が重視されていることがお二人の内容から伝わってきますね!
「国や文化が違うことで業務の中で大切にしていることも変わってくるんですよ」と続きをお話しいただきました。
尹さん
私が大切にしていることは、怒らないことです(笑)
仕事をしている中で、思ってもないような回答がきたりすることがあるのですが、相手は相手なりに理解や考え、意図があってのことで、怒ったところで何も解決しません。
指示したことができていない、自分の思ったようにならない、これらは自分の伝え方が悪かったのであって、自分の責任だと思っています。
また、言語の壁もあるので、私の語学レベルや内容によっては誤解を生んだり、認識がずれたりすることもあります。ですので目的や意図をはっきり伝え、あとで通訳を入れて口頭での確認や補足もします。絵や図を書いて、分かりやすく説明するようにも努めています。
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村山さん
私は、業務の目的を意識することを常に大切にしています。過去の慣習などで目的が分からない業務などが残っていることもあるので、そういった業務は削減できるように努めています。
もちろん、意思決定に必要なコミュニケーションは欠かさず行っていますが、メンバーがタイ語で会話をしているため、翻訳ツールや通訳の方を介してコミュニケーションをとっています。
直接言葉を交わすことができないため、関係性の構築や情報の行き違いに苦労することもありますね…今も乗り越えたとは言い難いですが、相手側の文化や人間性を理解する心を常に持つように心がけています。
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第三章:尹さん、村山さんが語る、タイに赴任して感じたギャップとは…!?
ここで、お二人に、「タイに赴任されて感じた“ギャップ”はもちろんありますよね?ぜひ聞かせてください!!」とお願いし、1つ教えていただきました!(お二人とも大先輩ですのでもっとちゃんと丁寧にお願いしていますよ…!)
尹さん
真面目な内容になっちゃいますが…(笑)女性が活躍していることですかね~。A&Aでは従業員の7割以上が女性で、部長以上の役職にも約半数が女性なんですよ!日本ではあまり見たことが無かったので赴任して最初はびっくりしたのを覚えています。
ただ、女性が積極的にリーダーシップを発揮できる環境が整っているおかげで、職場の雰囲気もとても活気に満ちていますし、多様な視点が仕事にも良い影響を与えているとすごく感じています!
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村山さん
私は少し業務から離れた内容になっちゃうのですが…
都市部が想像以上に発展していることには驚きでしたね!日本と比べるとまだまだ整備されていないと感じるところもありますが、不便だと感じる点は想像より少なかったです。
特にデリバリーサービスやキャッシュレス決済は日本より発展していると感じます!
尹さん、村山さんも、驚きや新しい環境での発見が多く、刺激的な毎日を過ごされているのが伝わってきますね!
尹さんや村山さんのように、未知の環境で新しい経験をしてみたいという方がいるのでは!?(挙手✋)
第四章:私たちだけが知っている海外勤務の良さ
お二人からいろんなお話を聞けましたが、あっという間に最後の質問です…
最後は「海外勤務経験の良さ」をお話しいただきました。
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尹さん
海外勤務の良さとして、「違い」を感じながら物事を進める中で、目的や背景を理解し、仕事の本質が何か考える習慣が身につくことです。日本にいても大切なことではありますが、海外での経験はその難しさや重要性をより実感できる場だと感じています。異文化の中で、自分の意図を正確に伝えるためには工夫が必要ですし、その過程で成長できる点が大きな魅力です。私自身はまだ完璧に実現できていませんが、この経験はどこに行っても役に立つと考えています。
村山さん
海外勤務の良さは、違う文化や人と接することで、日本との違いを直接体験できるところです。様々な「違い」を知っているということは、それだけ視点や視野が広がるということなので、物事を多面的に捉えることが出来るようになると思います。
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尹さんと村山さんにお話しいただきました、海外勤務のリアルについていかがでしたでしょうか?
日本では体験できないようなことを、体験されているお二人のお話が参考になり、海外勤務に興味を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?👀
次回はプライベートについてお話を伺っちゃいます!
どんなお話が聞けるのかワクワクです!
それでは、次回もぜひ見てくださいね~!
担当:安田